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BADHOPのライブ配信で使われていた投げ銭ツール「Doneru」を配信で使う方法をまとめてみた

badhop

3月1日、BADHOP(バッドホップ)というアーティストが横浜アリーナで無観客ライブを実施しました。

彼らは、コロナウイルスの影響で無観客でライブを実施することを決定し、それが原因で1億円以上の負債を抱えることとなりました。

そんな彼らの負債を少しでも減らすため、クラウドファンディングシステム「CAMPFIRE」、投げ銭ツール「Doneru」が導入されました。

クラウドファンディングのCAMPFIREについては、元々有名なサービスのため寄付のやり方や使い方について記事がまとまっていたのですが、投げ銭ツールについては情報が少なかったので、この記事では投げ銭ツール「Doneru」について、また実際にツールを使って配信する方法をまとめてみました。

投げ銭ツール「Doneru」とは?

Doneru

そもそも「Doneru」とは、ライブ配信者のための拡張ツールのようです。

配信者はDoneruを利用することで通常のライブ配信の表現をより豊かにできるそうで、そんなDoneruの機能の一つとして、投げ銭の機能があるようです。

Doneruを使うと何ができるのか具体的に調べてみました。

Doneruを使うことでできること

BADHOPのライブ配信では、エンドロールで投げ銭した方の名前を表示する機能が使われていましたが、調べてみるとその他にも

  • フォローやサブスクライブの通知も配信画面上に出せ、通知を自由にカスタムが可能
  • 受け取る投げ銭金額に応じて、通知の出し方を変えることができる
  • 音声読み上げや、音声録音、動画(許可したもののみ)を付けて投げ銭できる
  • 目標額を設定、表示しての配信ができる
  • 100%に近い還元率で投げ銭を受け取れるリンクを発行できる

などの特徴があるようです。

つまり、ライブ配信の画面上に様々なエフェクトを出せるツールのようですね。

Doneruの設定方法

それでは、実際にDoneruに配信者として登録してみたので、以下にまとめてみます。

①まずは、https://doneru.jp/にログインします。

Doneruのトップ画面

②「Twitchアカウント」または「Googleアカウント」にてログインします。

Doneruのログイン画面

③「精算管理」にて投げ銭を受け取る口座を登録します。

※精算管理登録が未完了でも投げ銭は受けることができるようです。振込は保留されます。

Doneruの精算管理画面

④個人の方は「日本居住者」を、法人や団体の方は「法人または団体」をクリックします。

Doneruの精算管理画面

⑤「精算情報」を登録すれば投げ銭を受け取る準備完了みたいです。

※登録は個人情報のチェックなどのため3営業日ほどで完了するそう。

精算情報登録画面

投げ銭を受けるリンクの設定

投げ銭を受けるためのリンクは、「どね管理」> 「どね設定」の中にある「どねアドレス」にて取得できます。

Twitch、YouTube両方リンクしている場合はそれぞれリンクが発行されます。

リンクをYouTubeやTwitchに設定する方法は、公式ページで詳細に解説されているのでそちらを参照ください。

どねアドレスの設置方法

Doneruの投げ銭ページ詳細設定

視聴者が投げ銭をする際に表示されるページのメッセージを設定を変更したり、ドネーションの最小金額を設定したりすることができます。

「どね管理」> 「どね設定」のところの「どね最小金額」で投げ銭の最小金額を、「どねページメッセージ」で視聴者へのメッセージを設定したりできます。

どね管理画面

また、音声・動画どね機能をONにすると、視聴者は音声録音動画を使って投げ銭することができるようになります。

音声・動画どね画面

その他にも細かい設定をすることが可能なようなので、色々設定してみるとおもしろいかもしれません。

投げ銭やフォロー、サブスクライブなどの通知を画面上に出す方法

投げ銭やフォロー、サブスクライブを受けた時に通知を出すことができます。

画面上に通知を出すためには無料配信ソフトOBS、またはXSplitを使用する必要があります。

各種配信ソフトを使用することで、画面上に様々な通知を出すことが可能となります。

OBS上で通知を出すための各種設定方法

obs

XSplit上で通知を出すための各種設定方法

xsplit

まとめ

昨今のライブ配信アプリなどは手数料が高かったり、審査が厳しかったしてなかなか思うように稼げません。

こういったサービスが出てくると、急な事態でも収益化ができるので心強いですね。

BADHOPのライブ配信を見て、またこの記事を読んで興味を持った方は、一度Doneruを使ってみてはいかがでしょうか?